3軒目は、今回のコンペので最高のマスタースイート、キッチン、インテリアデザイン賞に選ばれた、134坪、寝室・バスルーム各4つの「Hearth & Home」(”家庭”の意)です。
快適さ、贅沢な仕上げとカジュアルな環境が魅力的ですが、見た目のよさだけでなく、ここに住む人の事をしっかり考えてデザインされていて、まさに「家庭」という名前にぴったり。
バトラーズパントリーと言う、ゲストから見えない所で料理の準備や片付けをするエリアがあったり、マスターバスの中にコーヒーバーを備え付けたり、洗濯ルームも1階2階にそれぞれあり、機能性の高さに、未来のオーナーも大満足間違いなさそうです。
家の中心になる、6mの高さのアーチ天井のあるグレートルームには、荒削りされたポンデローサ松の梁と、床から天井まで伸びる暖炉とツインシャンデリアが目立ちました。
丸くカーブした、木製カウンターバーが付いたキッチンアイランドと、ファームハウス調のテーブルが、キッチンとリビングのおしゃれな境界線の役割をしています。
ハンドメイドのタイルでできたバックスプラッシュの、フォークロアパターンも特徴的です。
マスタースイートの洗練された生地や焼き付けタイル、全体の落ち着いた色使いが素敵でした。
ドレッシングルームのすぐ横にあるコーヒールームで、一日の終わりにコーヒーやお茶を入れて、リラックスしながらバスタブに浸かって、一日の疲れを落す・・・そんな至極の時が味わえそうでした。
階段途中の中二階にある書斎からはゴルフコースが一望でき、気分が上がりそう。
階段を上った先のキャットウォークの奥にある、ビルトインの机があるロフトからは、階下のグレートルームや玄関ホール、外のゴルフコースが見渡せます。
このロフトは、アイデア次第で色々な用途に使えそうです。
2階のボーナスルームはビルトインクローゼットと隣接のバスルームがあり、第2のリビングルームとしてだけではなく、ゲストルームとしても使用できるようになっています。
屋根付きパティオには、暖炉やグリル、クーラーにテレビ、そしてパターゴルフもあり、ゴルフコースを眺めながら、最高のアウトドアリビングが楽しめそうです。
この家にも、流行りのバーンドアがいくつかあり、根強い人気がうかがえました。
バーンドアはこれからもっと定着していきそうですね。